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9月の食品値上げ4,923品目 77%が調味料・加工食品、原材料以外も上昇

主要食品メーカー195社の9月の値上げは4,923品目で、2026年最多となった。調味料と加工食品で全体の約77%を占め、原材料だけでなく包装資材、物流、人件費も重なった。平均値上げ率11%は、すべての商品が一律に11%上がるという意味ではない。

公開
2026/09/03 03:59
読了目安
4分
最終更新
2026/09/03 03:59
記事
第5版
01

4,923品目は2026年最多、平均上昇率は11%

帝国データバンクが主要食品メーカー195社を調べたところ、2026年9月の値上げは4,923品目に達した。月別では2026年最多で、平均値上げ率は11%。しょうゆ、めんつゆ、冷凍食品、バター、チーズ、飲料、菓子などが対象となる。

4,923品目のすべてが11%上がるわけではない。11%は各社が公表した改定率の平均で、実際の上げ幅と店頭で価格が変わる日は商品ごとに異なる。

参照1:帝国データバンク参照2:FNNプライムオンライン参照3:nippon.com
02

調味料と加工食品だけで3,807品目

内訳は調味料1,959品目、加工食品1,848品目。この二つで3,807品目となり、全体の約77%を占める。酒類・飲料は466品目、乳製品278品目、菓子272品目だった。

前年2025年9月の1,467品目と比べると約3.4倍になる。ただし、同じ商品の再値上げは改定のたびに数えられ、価格を据え置いて内容量を減らす実質値上げも含まれる。4,923種類の定番商品が初めて値上げされた、という数ではない。

調味料
1,959品目しょうゆ、めんつゆ、酢、たれなどが中心。
加工食品
1,848品目冷凍食品、チルド食品、すり身製品などが含まれる。
二分類の合計
3,807品目、全体の約77%9月の値上げは、幅広い売り場へ均等に散ったのではなく二分類へ集中した。
参照1:帝国データバンク参照2:nippon.com
03

原材料、包装、物流、人件費が同時に上がった

値上げの理由として原材料高を挙げた品目は90.7%、エネルギー高は65.1%、中東情勢の影響は27.8%だった。一つの商品に複数の理由が当てはまるため、比率の合計は100%を超える。

キッコーマンは原材料、容器、エネルギー、物流費の上昇を説明した。雪印メグミルクも原材料と包装資材に加え、人件費と物流費を挙げた。二社の発表を合わせると、9月の集中は特定原料だけでなく、製造から配送までの費用が同時に上がった結果と分かる。

参照1:帝国データバンク参照2:キッコーマン参照3:雪印メグミルク参照4:nippon.com
04

値上げ幅と店頭価格は商品ごとに異なる

キッコーマンは、しょうゆ153品目を約5〜9%、つゆ47品目を約5〜22%、ソース47品目を約6〜11%値上げする。雪印メグミルクはバター、マーガリン、加工チーズ、ナチュラルチーズ、練乳などを対象とした。同じ売り場でも改定幅はそろわない。

メーカーの改定率と小売店の販売価格は同じとは限らない。在庫の切り替えと店舗の価格設定で、値上げ日もずれる。内容量を減らす実質値上げも4,923品目の集計に含まれるため、店頭価格だけでは変化を捉えきれない。

10月は3,033品目の値上げが予定され、1〜11月の判明分は1万9,083品目に達した。9月だけの一時的な集中ではなく、秋以降も改定が続く見通しだ。

参照1:キッコーマン参照2:雪印メグミルク参照3:帝国データバンク参照4:FNNプライムオンライン
05
出典・参考資料

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出典の扱い

本文の日付、数値、発言、発表内容を確認したページを示す。公式情報と独立報道は役割を分けて掲載している。

  1. 公式情報
    食品主要195社 価格改定動向調査―2026年9月

    帝国データバンク

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    一次情報
  2. 公式情報
    しょうゆ・つゆ類・飲料などの価格改定のお知らせ

    キッコーマン

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    一次情報
  3. 公式情報
    家庭用商品価格改定のお知らせ

    雪印メグミルク

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    一次情報
  4. 独立報道
    9月の食品値上げ4923品目 しょうゆや冷凍食品など

    FNNプライムオンライン

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    独立報道
  5. 独立報道
    9月の食品値上げ4923品目―帝国データ調査

    nippon.com

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    独立報道
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